何故不安になるのか。
それは、分からないから不安になる。
たとえば、誰かにメッセージを送ったとき。
仕事、恋愛、友人、なんでもよい。
返事がなかなか帰ってこないこともある。
いざ返事がかえってきて、
仕事であれば──
“すみません、ミーティングで2時間縛られちゃってて…”
恋愛であれば──
“ごめんね、美容院でカラーしてもらってて。今帰宅したところ”
友人であれば──
……僕には友人がいないので例が思いつきませんでした。
とまあ、理由がわかった途端に安心したことはありませんか?
もちろん、相手から理由を聞くのは、相手の都合によるので自分からはどうにもできない。
しかし、自分が不安になっている理由を考えて書き出すことは可能です。
不安という形のないものに、文字というかたちを与えると、思ったより気持ちはすっと落ち着きます。
もし、これを読んでいるあなたがモヤモヤした不安を抱えているならば。
嘘だと思って、一度適当な紙にでもいい、どうして不安なのか?を書いてみて欲しい。
まずは「よく分からないけれど、不安な気持ちだ」から始めてみる。
「どうして不安なのかな?仕事?人間関係?それとも金銭面?将来の不安?」
こんな感じで、少しずつ具体化させていけばOK。
私は現在転職活動中ですが、いわゆるお祈りメールを何通もいただいています。
もちろん、お祈りメールそのものに対してがっかりします。
しかし、個人的に辛いのは、そもそもお祈りメールになるのか?それとも次のステップに進めるのか?が分からないことです。
お祈りメールをいただくとがっかりはしますが、それと同時に、ある意味安心します。
何故なら次に進めるからですね。
生きている限りもやもやした気分になることは避けられないかと思います。
避けられないのであれば、共に生きる術を見つけるのが得策。
もし、あなたが不安に悩まされているのであれば、書き出してみてください。
不安に形を与えてみてください。
不安の正体が分かれば、少しは気が楽になるはずです。
今回はこの辺で。
それでは。